JATAN>JATAN日記>1月の出来事
情報提供者 : 熱帯林行動ネットワーク
提供日付 : 1996/02/03
登録経由地 : 自然環境フォーラム プレスリリース01 #614
注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した
情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向
けにのみ提供された情報が含まれています。
また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ
のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている
場合があります。
長い間留守をしてすいません。月一回では日記とはとてもいえませんが近況報告に
代えて。
以前はNGOの宣伝的な紹介なんてちょろいちょろいと思っていたのが、内情をただ
バラせばいいというわけでもない、ということがまあやっと分かって来たというか、そ
のまましゃべっちゃったらちょっと見放されるだろうな、という話もチラホラありま
す。<と喋る方も喋る方だ(王様の耳はロバの耳〜)
ヨーイチ氏は12月の第2週から月末にかけてインドネシアの鉱山ワークショップへ
行ってきて以来、元気がありません、というか出社拒否症候群になっております。
一つには1月11日に出したJATAN NEWSでドンキホーテだとあたしに書かれたのが
プライドを痛く傷つけたのじゃあないかということで、そんなイジワルしたつもりじゃ
ないのに、ちょっと刺激が強すぎちゃったかしらん。
それに鉱山問題を続けたいという彼の希望に反して?、今年は森林に関する政府間パ
ネル(IPF)とそれにまつわるForest Talkをやらなあかんでしょうが、それやるこ
とこそがヨーイチ氏のミッションでしょうが、ということで鉱山関係にこれ以上関わら
ないと無理やりインドネシアで言わされてきたという事情も勿論あります。
一つには、彼の住むムサい6畳と4.5畳のキッチンのついた安アパートが取り壊し
で3月に追い出されるという話で、はよ引越し先さがさな、と尻を叩かれても動く気力
がないということもあります。
はっきり言ってストーブの前と座椅子以外は足を置く場がない、という状態でして、
環境保護やってる活動家がこんな生活でええんやろかといわれるくらいひどいもん食っ
てますし、しょっちゅうタバコ吸って部屋中ヤニだらけ。
50メートル走をやってバタッと倒れる、っていう形の運動をこれまで延々と繰り返
していたことの疲労がこんなところにも出ているのだろうと思います。
中島みゆきの「ミュージシャン」の世界に浸ってしまいそう。
どなたか、中野あたりでこれくらいの広さで4万円台のアパート紹介しとくれやす。
(^^;)ヤニが付きますので、古い建物の方がいいです。
・・・ということで、あたし個人としては、糸の切れた凧よろしく、IPFの話も
ほったらかしで、1月は外の学習会を追っ掛けるのが結構多かったです。
1・11
地域自立発展研究会(IACOD)とメコンウォッチ主催
「林業経営のオルタ」東大農学部 井上 真氏
井上さんはインドネシアのフィールドワークで知られている、元林野庁関係者という人
1・12
昼は(仕事をサボって)もんじゅがらみで科技庁前へ
夜は原子力資料情報室学習会 日本のプルトニウム政策に関するMIT報告ともんじゅ
の事故 高木仁三郎氏
TMI原発じゃありません、マサチューセッツ工科大学という米国の大学のことです。
1・14
地震と原発研究会の全国交流会
以上、原発関連の学習会については、 FACTIVEの8番会議室に聞き書きを登録して
ありますので興味のある方はお読み下さい。
1・15
温暖化研究会、シンクタンクチーム
ここでは環境庁が行なっているヒアリングに関する対応とNGO側議定書案の戦略を確
認する作業を行なった。あたしは分担項目オーバーであふれていた。
1・16
日本科学者会議気象研究所分科会 講演会
「フロン問題の現状うんぬん」報告者おぐ(^^;)
話し始めてすぐにチェックが入りました。「その測定のデータは気象研のものだ、環
境庁とちゃうぞ」(^^;)初歩的な話でいいですからとか騙されて、えらいとこ来てもう
た。
気象庁さんにはミッションとして、ええかげんインターネットだかパソコン通信上
で紫外線の観測データの即時公開と紫外線予報くらいは出して欲しいという話と、カ
ナダのオゾンウォッチ速報を紹介しておきました。
南極基地でオゾンホールを初めて観測したあの忠鉢氏と後でコーヒー飲みながら環
境問題についてどう考えているか聞けたのはラッキーというものでした。
「戦略というものはないんですか?」「・・・ぐ(^^;)」
1・20
温暖化研究会、1月定例会
「生物多様性条約と温暖化」生物多様性ネットワーク lalamaziwaさん
講演後、ヒアリング対応の相談、出版物の相談など
1・21
温暖化研究会、シンクタンクチーム番外編の他NGOと関係者の会合
日本政府関連の考えている議定書の骨格分析、NGO側の意見交換など
特に共同実施と共同実施活動に関して、政府側研究者といろいろ意見の違いを見せ
た。えー、もちろん議論はカーボンシンクフォレストこと植林の是非に集中するわけ
ですがあたしも植林問題の現場を知ってるわけでは全然ないので苦しいんだった。
後日共同実施勉強会を新たに設置することに。
1・26
こんなに近くても記憶が定かではないが、この日頃、ヒアリング提言への森林部分
の案を作成した。(はっきり言ってでっち上げ。研究会の皆さん会の評判落したかも
しれませんすんません)
GPJ松本さんにフロン関連資料を見せて貰いに訪問
(結局、これらの貸していただいた資料は温暖化研究会としてのヒアリング提言に全
然生かすことはできなかった。松本さん怒ってるかもしれない)
つい先12月のモントリオール議定書会議ウィーン会合で全廃が決まった臭化メチル
について、グリーンピースジャパンの作ったレポートを頂いた。愕然。
全廃と言っても検疫用途はエッセンシャルユースとして総量規制からも除外されて
いるのだが、日本は世界の検疫用途の内の約30%を使い、その内の過半数56%は
輸入原木用だという話。
熱帯材貿易はこんなところに関わってくるのだった。
原木輸入を製材や合板輸入に切り替えれば臭化メチルの燻蒸はいらなくなるはずだ
とのグリーンピースの主張。へへぇっ、恐れ入りました。
脱フロンエアコン関係ではウィーンで小型のグリーンフリーズエアコンが製品とし
て出展されていたとの事。イタリアのデロンギ社のエアコンは炭化水素系冷媒による。
使用量がはるかに少なくてすむ様にしており、漏れても危険性は小さいということ
らしい。除湿機のような窓へ排気を出すダクト付きの室内移動型と少々奇妙な格好だ
がエアコンにも脱フロン製品が出てきたというのは嬉しい驚き。まあ大型は吸収式が
もともとあるわけやから。
1・27
市民フォーラム2001APEC環境と貿易研究会
「税関業務の今日」
APEC大阪会議で決まったこと、貿易の円滑化名目でコンピューターのネットワー
ク化が進むことで、ますます税関業務が形骸化していくという話を聞いた。
1・31
温暖化政策に関する環境庁ヒアリング提出〆切り
結局JATANとしての提言は出せず仕舞い。(全くなにやってんだか)
気候変動に関して、団体として関わるかどうかのコンセンサスを取れずじまいである
ことと、どういう政策措置を提言するかに関して、後で突っ込まれないですみそうな
ものを作ることができなかった、という理由。
個人的には、いろいろ感想としてFENV、FACTIVEで自分で書いたものと一部掛け合い
をやっていただいた部分を、温暖化一般、フロン、代替フロン関連、森林政策関連、
原発関連とをプリントアウトして参考にしてくれと送っただけに終った。
温暖化研究会用に四苦八苦して書いた森林政策のの文章一つ読み直しても、あたし
には官僚の作文的な文才はないなあ、根気もつづかへんし、無理してもどのみちかな
わんもんやなあ、と吹っ切れた。
2・1
ともに生きる地球プロジェクト勉強会
「グリーンGDP」アジア経済研究所 小島氏
SEEAとの関係などを含めてグリーンGDPを紹介しながら、インドネシアの森林
伐採の評価例などを使ってどこまで使える概念かを説明して頂いた。意義については
懐疑的だった。森林の状態を判断する上で、生物多様性をどうお金に換算するのか、
とか、おなじ森林丸裸、の状態が、森林破壊の最終段階なのか、紙パルプ用植林のた
めの空き用地と見なせるのかで、勘定が全然違うはずなわけで議論が中に浮きそうに
感じた。
今後の関連会議の予定
2・3 午後
石炭火発の勉強会 星陵会館 うちのスタッフのN氏が関わっています。
2・3 午後
2001エネルギー研究会「温暖化との関係」
2・3 晩
2001温暖化研究会 議定書ミーティング
2・5 晩
共同実施勉強会
2・10
ともに生きる地球プロジェクト第2回勉強会
槌屋治紀氏を招いて温暖化関連のエネルギー政策を話して頂くとのこと。
JATAN NEWS UPDATEの10号は2月15日だか22日だかに発送される予定です。
2・24
2001APEC貿易と環境学習会
貿易と環境まとめ
2・24
IACOD・メコンウォッチ連続講座
大規模開発を考える、のまとめ
ターゲットとなる会議日程
3・2ー8
WCFSD持続可能な開発と森林世界委員会(森林問題賢人会議)のアジア地域NGO
ヒアリング 於ジャカルタ
3・4ー9
気候変動枠組み条約京都?議定書交渉のプレ作業部会(AGBM3) 於ジュネーブ
いろいろ話を聞いてみたけど、議定書は条約本体の話とはまるで別個のものだから、
概念そのものも一から築き上げ直さないといけないようです。日本政府がそんなイニ
シアティブをとれるはずがないとは思うがこわいもの見たさで面白そうやというか、
裏情報をあちらも集めてほしいんでしょうね。行く人は頑張ってね。
3・11ー22
第二回森林に関する政府間パネル(IPF2) 於ジュネーブ
NGO間メールリストでは代表も加わっての非公式会議を並行してやろうという話が
持ち上がっています。
3・12ー16
AANEA(東アジア大気行動ネットワーク)大阪会議 於大阪
北東アジアのCANとはいいませんが、それを目指したNGOネットワークのための
会合
なんでこんなにもろバッティングすんねんやろ。はよIPFの関連会合の日にち決
めな。
おぐ(PBC00720)
タバコと森林破壊に関する資料をありがとうございました。>R.Shibasakiさん。
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