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小笠原空>「小笠原の航空路を考える会」広報誌発行
情報提供者 : 小笠原の航空路を考える会 提供日付  : 1996/02/15 登録経由地 : 自然環境フォーラム プレスリリース01 #626 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。


 「小笠原の航空路を考える会」の広報誌「かつおどり」が発行されました。
一年ぶりの発行になりますが、連続3号発行という豪華版。以下に内容を要約
して紹介します。

21号 「環境庁が兄島空港反対の意見表明」「日本自然保護協会が兄島空港
反対の意見書を運輸省、環境庁、都、小笠原村などに提出」の新聞記事。島民
の菊池忠彦氏が都に提出した兄島空港反対の意見書。

22号 「水陸両用機研究会がロシアの飛行艇を小笠原などの離島航路用に売
り込む」「自衛隊の飛行艇US1を民間用に転用」の新聞記事。コミューター
機に関する業界紙の記事。

23号
1、昨年10月、都や運輸省、環境庁などに航空路を考える会が提出した「小
笠原空港計画に対する要望書」の全文掲載。
 1、唯一小笠原の原生状態の生態系が残る兄島を空港予定地から除外するこ
と
 2、航空路開設にともなう巨大な地域開発は見合わせること
 要望実現のための試案
  (1)水陸両用機による東京ー父島直行便
  (2)東京ー硫黄島ー小笠原 硫黄島乗り換えコミューター便
  (3)東京ー八丈島ー小笠原 八丈島乗り換えコミューター便

2、環境庁の兄島空港反対の見解をめぐって
 自然環境保全の状況は生態系重視の方向
 環境庁は兄島の生態系の重要性を我々に示している
 東京都地域振興課(小笠原空港の担当部署)の環境庁の見解に対する反論
(小笠原の復興は国の責務なのに、容認できないというのは納得できない)
は、自分たちがきちんとした案を作れなかったことを認めず、国に責任をなす
りつけている暴言である。
 環境庁の見解に対する村長の反論(どうしても自然保護が大事であれば、環
境庁は代替案を示して欲しい)は、所轄違いの環境庁に空港案を作れという、
恥ずかしい発言である。
 空港問題を振り返り、運輸省が予定事業の3つの課題「自然環境に配慮した
位置と規模」「環境をふまえた周りの地域の開発計画とそれに基ずく需要の見
通し」「費用負担の問題」のうち、都の地域振興課は「費用負担が最も重要」
と考え、他の二つの課題について軽く考えていて、運輸省や環境庁のシグナル
も受けとめず、まじめに取り組んでこなかった。課題をクリアーするためと称
して、イベントや焦点の定まらない陳情活動を行って島民を振り回してきた。
小笠原村は地域振興課の後を目をつぶって黙ってついてきたばかりだった。こ
こ数年、地域振興課に航空路に対して実力ある人材がいなかったことが小笠原
村にとって最大の不幸であった。

3、航空路を考える会の意見
 小笠原に中型ジェット機を飛ばす案は時代遅れの上に小笠原の地理的条件か
ら無理である。利用者を増やすための開発をされれば小笠原はダメになる。硫
黄島経由案のメリットは硫黄島を経由してグアムにいけるようになり、南洋と
の貿易もできるようになる。また、中型ジェット機案では10年以上かかる
が、飛行艇案、コミューター案なら10年以内にできる。
 また、定期船おがさわら丸の新造船と現在の船の2隻で運行すれば、かなり
便利になる。
 航空路を考える会では、小笠原に航空路は必要であると考えている。でも、
航空路開設のために自然を破壊したり、観光業が成り立たなくなってはもとも
こもない。小笠原村の本物の自立、実現可能な航空路実現に対して努力してい
きたい。皆さんのご支援をお願いしたい。

 著作権の関係から、全文をネット上に載せられないのが残念です。もし、お
読みになりたい方がありましたら、入会していただければ幸いです。入会金1
000円のみ、年会費などはありません。ご希望の方は、私宛にメイルをお願
いします。

         小笠原の航空路を考える会 副会長  小笠原のホヤ



  

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