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野鳥の会>大分・中津干潟の保全要望
情報提供者 : 日本野鳥の会 提供日付  : 1999/05/15 登録経由地 : 自然環境フォーラム プレスリリース03 #924 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。

みなさま

少し間が空いてしまいましたが、大分県有数の干潟の保全に関する要望書をバ
ードウィーク期間中の13日に、県知事と運輸省の所轄工事事務所に提出しまし
たのでお知らせします。この件は地元各紙に報道いただくことができました。

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報道各位

日本野鳥の会、大分県の中津港港湾整備事業について緊急の要望書を提出

(財)日本野鳥の会(会長 黒田長久、会員数5万4千人)ならびに日本野鳥
の会大分県支部(支部長 武石干雄)は連名で、ズグロカモメやシギ・チドリ
類の国際的に重要な渡来地であり、絶滅危惧種アオギス(魚類)等の重要繁殖
地である中津干潟を保全するよう、緊急の要望書を、1999年5月13日付けで
大分県知事、運輸省第4港湾建設局別府港湾空港工事事務所長に提出しまし
た。

 中津港港湾整備事業は、現在の中津港周辺の干潟48.8haを埋立て、水深
11mの航路をつくり、港湾を拡張する計画です。埋立工事は本年5月着工予定
です。埋立予定地には、水産庁のレッドデータブックで絶滅危惧種のアオギス
が繁殖していることが判明していますが、埋立工事の環境アセスメントにはア
オギスについて一言もなく、保全の対策がとられていません。

 中津港に隣接する東浜は、泥質な干潟であることが、貴重な干潟の生き物や
ズグロカモメ、シギ・チドリ類を多く集める要因になっており、環境庁の「シ
ギ・チドリ類渡来湿地目録」(1997)にも記載されています。干潟の中に、水
深11mの航路を建設するため、泥質干潟の泥が航路へと流失し、東浜の特性が
失われれば、有数の野鳥渡来地の喪失につながるものと危惧されます。

 主な要望事項は次の通りです。

 1.埋立予定地の干潟の生物について詳細な再調査をし、貴重な生物に対し
   て保全対策をたて、埋立地の面積を削減すること。
 2.東浜・大新田海岸の泥質干潟の保全対策として、航路の水深の軽減化や
   防泥堤の建設をすること。
 3.工事中の環境モニタリング調査を、きめ細かな調査計画に改め、調査結
   果を逐一公開すること。
 4.中津港エコポート計画を根本から見なおし、東浜・大新田海岸の泥質干
   潟を保全すること。

以上
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  古南幸弘(こみなみ・ゆきひろ)XLG05570@nifty.ne.jp
      TEL 03-5358-3518 FAX 03-5358-3608    
  〒151-0061 東京都渋谷区初台1-47-1 小田急西新宿ビル1F
     (財)日本野鳥の会保護・調査センター
  http://www.museum-japan.com/wbsj/



  

[article_prweb]wbsj.htm