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大台ケ原>歩道整備についての要望
情報提供者 : 大台ケ原・大峰の自然を守る会 提供日付  : 2003/11/02 16:57 登録経由地 : 自然環境フォーラム プレスリリース08 #00215 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。

環境省近畿地区自然保護事務所                2003年9月8日
所長 亀澤 玲治様
                        大台ヶ原・大峰の自然を守る会
                                               会長   田村 義彦
                                       

               大台ヶ原周回線歩道整備についての要望

                              記

 過日2003年8月26日に大台ヶ原で行なわれた現地説明会において、貴事務所が
住民、自然保護団体の意見に耳を傾けて、必要最低限度の整備にとどめ、かなり
の設計変更を行なわれた配慮を高く評価致しております。
 つきましては、当日、奈良県・環境省・ニュージエックから得ました来年度の
施工計画について、当方の受けとめ方を含めて、若干のニュアンスの違いがあり
ますので、確認の意味で、文書で改めて要望致します。
 それは、利用者の歩き易さのための整備を「来年に延ばした」という説明と、
「来年度の分は未定」という説明の違いであります。
 
 昨年来、大台ヶ原自然再生検討会で過剰利用の現状を打開するため、これから
の利用のあり方が検討されていますが、9月23日の上北山村でのワークショップ
などによって、入山規制問題の論議が今後急速に高まると予想されます。住民の
関心は予想外に高く、弊会への要望も強まっています。勿論論議は簡単ではなく、
その結果がどのような結論に至るかは予断が許されませんが、歩道整備は、緊急
を要する部分を本年度に施工するだけに、「歩き易さ」のための整備は、論議の
結果を見てからでも遅くはないと考えます。一旦過剰に整備すれば修復は不可能
です。

 貴省は本年2月公表の『山岳地域における歩道のあり方』において、都市計画
においては既に古いといわれるゾーニングの手法を導入していますが、大台ヶ原
のような狭い地域で、且つ多様な自然形態の中では区別が曖昧になり、無理が出
てきます。「登山道と探勝歩道の併存」を謳いますが空論に近いです。
 大台ヶ原の登山道はすべて登山道です。そして、登山道を歩き易くする必要は
ありません。出来る限り在るがままの姿で維持されるべきで、雨や風や崩落によ
る補修を、その都度こまめに、人の手で必要最低限度に行なえばよいと考えます。
そして、その小さな作業に、地元の人々の経験と叡智を使うべきであります。
                                 以上



  

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