大台ケ原>大峯山系整備計画懇談会について
情報提供者 : 大台ケ原・大峰の自然を守る会
提供日付 : 2004/11/06 13:37
登録経由地 : prweb情報受付 01 #00599
注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した
情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向
けにのみ提供された情報が含まれています。
また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ
のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている
場合があります。
2004年10月11日
奈良県知事
柿本 善也 様
大台ヶ原・大峰の自然を守る会
会長 田村 義彦
奈良市紀寺地蔵町1001−1谷幸三方
大峯山系環境共生推進計画調査業務についての要望書
記
要望
(1)大峯山系環境共生推進整備基本計画を策定する懇話会に自然保護団体関
係者を加えられたい。
(2)同懇話会を公開されたい。
奈良県は環境省の補助を得て、国立国定公園等施設整備事業・大峯山系環境
共生推進基本計画策定の為に、本年8月以来、大峰山系の現状と課題の整理を
してきたが、整備基本計画を検討する懇話会を11月に発足させる予定と聞く。
懇話会は宗教関係者、登山関係者、観光業者、地元自治体代表者、環境省代
表者、植物・昆虫・動物の専門家で構成されているが自然保護関係者が含まれ
ていないのは自然保護の軽視のあらわれである。
すでに奈良県は世界遺産登録を見越して、観光客誘致のために過剰施設整備
を行ってきたが、本整備計画でその傾向が更に助長される危険性が危惧される。
この度の世界遺産登録は、登録の前提である保護管理計画の不備がユネスコ
から指摘されて、2年後の提出が義務付けられている。いま、大峰山系で求め
られる重要課題は観光客誘致のための施設整備拡大ではなく、自然と史蹟に対
する保護政策の策定である。
そのためには、本懇話会に自然保護関係者を参加させることが必要不可欠な
条件である。
なお、本会は去る9月29日に、奈良県が国立公園内で行う施設整備事業の情
報公開を求める要望書を県知事宛に提出したが未だに回答に接していない。県
民の声を無視排除する姿勢を改めて、県民の声に真摯に答える姿勢に転換する
ことを再度要望する。
以上
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回 答
大台ヶ原・大峰の自然を守る会会長
田村 義彦 様
2004年2月29日及び2004年10月11日付けで貴会より
提出された要望書について以下の通り回答いたします。
1.吉野熊野国立公園大峯山系の登山道整備については今年度「大峯山系環境
共生推進計画」として整備の基本計画を策定しています。策定後は公開できる
ものにしたいと思っています。
2.上記計画策定について、当該計画地が歴史的な文化と自然が融合した価値
の高い地区として、世界遺産登録を受けた地であることから、修験道、登山、
地域振興、地元自治体、環境省、文化財関係の関係者と、植物動物等の自然環
境関係の有識者など8名の委員で懇話会を開催し、策定作業を進めることとし
ています。また、懇話会は公開する予定です。
2004年10月12日
奈良県農林部森林保全課 自然公園グループ 杉本和也
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奈良県の回答について
本会が奈良県知事に提出した9月29日付並びに10月11日付の2通の要望書につ
いて、奈良県は10月12日付で回答したが、文章が簡潔に過ぎ、理解し兼ねると
ころがあるので、私が電話で聞いた内容を、私の文責で補完する。
最初の要望書では
(1)吉野熊野国立公園内で行う施設整備計画の事前開示、
(2)施設整備計画検討会の設置と公開、を要望した。
次の要望書では
(3)大峰山系環境共生推進基本計画懇話会に自然保護団体関係者の参画、
(4)懇話会の公開、を要望した。
奈良県の回答は、
(1)(2)
・大峰地区については、懇話会を公開する形で事前開示し、策定後は閲覧
に供する。
・大台ヶ原については、政府が「国のことは国が、県のことは県が、民は
民が」という政策を出しており、県財政不如意でもあるので、国有地であ
る大台ヶ原は環境省が直接整備してもらいたい。環境省もその方向で検討
しているようである。
(3)
自然保護団体関係者枠は考えていない。昆虫・動物担当の委員が大台ヶ
原・大峰の自然を守る会の会員であることを承知しているので自然保護に
関わる意見を求める。
(4)
懇話会は公開する。
2004年10月13日 文責 田村 義彦
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