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情報提供者 : 緑の地球ネットワーク
提供日付 : 2005/09/29 23:43
登録経由地 : prweb情報受付 02 #00325
注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した
情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向
けにのみ提供された情報が含まれています。
また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ
のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている
場合があります。
中国山西省大同市の黄土高原の農村での緑化協力活動のなかでの体験を
書きつづっています。不定期の発行です。
バックナンバーを緑の地球ネットワークのWebページにおいています。
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黄土高原だより(NO.329)
(2005.09.29)
高見 邦雄(緑の地球ネットワーク事務局長)
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農村の結婚式(1)
9月16日から21日まで、大同に行っていました。
立花吉茂代表の、おともです。
初日から、私は、風邪をひきました。
中国にいるあいだは、スケジュールをこなしていましたが、
帰国後に、肺炎に進行。
39.2度ほど、発熱しました。
毎日、点滴に通い、そのあいまに、あちこちで講演。
たった2度の、体温上昇でも、もう、フラフラ。
う〜ん。
地球は、生命系だから、わずかの気温上昇でも、
ほんとにたいへんだ、などと、わけのわからぬことを……。
でも、もうだいじょうぶです。
9月20日のことです。
環境林センターの技術者、劉有軍の結婚式だといいます。
大同県解庄村の、実家だそうですので、
ぜひとも、いってみたいところ。
午後から、センターの技術者相手に、
立花代表が、講義することになっていますが、
センターの技術者も、大半が結婚式に出ますので、
進行が遅れて、彼らの帰りが遅くなるのを、
イライラして待つのも、シャクなもの。
立花先生を誘うと、先生もみたいとのこと。
招かれてもいないのに、押しかけました。
生花で飾りたてた、白塗りの乗用車から、
花嫁と、花婿が、降り立ちました。
この日の朝、花婿側の一団が、
花嫁の家を訪れ、こうやってつれてきたのです。
花婿は、三つ揃えのスーツに、赤い派手なネクタイ。
いつもの小劉とは、別人のようです。
花嫁は、全身、赤ずくめ。
赤い上着に、赤いズボン、
靴下も、靴も、まっ赤。
そのうえ、赤いレースのベールをかぶっており、
残念ながら、顔はみえません。
中国の農村で、結婚式のことを、赤いお祝いというのは、
こういうことからなんでしょう。
車のそばで、花婿は、花嫁を、抱きかかえました。
抱いたまま、部屋まで、運ばないといけないのです。
途中で、おろしたりすれば、その結婚は破談になるとか。
重量級の女性だと、たいへんなことですが、
さいわい、小劉のお嫁さんは、小柄です。
小劉が、実家の門に近づくと、爆竹に、火が放たれました。
バチバチバチバチバチバチ。
ものすごい数です。
私は、門の内側で、カメラをかまえていたのですが、
もうもうたる煙で、新郎新婦の影も、もうろう。
彼らも、とても、門をくぐれません。
あぶないのです。
そのかん、3分くらい。
花嫁を抱きかかえた、小劉は、もう汗だく。
爆竹が鳴りやんで、はいろうとすると、
小劉の悪友たちが、前に立ちはだかって、妨害します。
右からはいろうとすると、右をさえぎり、
左からはいろうとすると、左をさえぎる。
それを、2〜3分も繰り返すうちに、
なんと、小劉は、花嫁を地面におろしてしまったのです。
このコンジョなし!
もうちょっと、私が若かったら、
代わりに、かっさらっていきたいところ。
悪友たちは、こうやるとラクなんだよ、といって、
稲束でもそうするように、
肩にかつぐポーズをとってみせます。
でも、花嫁がいやがる。
しばらくは、グズグズしていましたが、
結局は、肩にかついで、控えの一室におさまった。
どの部屋も、招待客で、満室です。
オンドルには、ちゃぶ台がおかれ、
土間には、丸テーブルがおいてあります。
それだけでは、とうてい足りないから、
庭には、テントが張られ、
ここにも、テーブルと椅子。
それも満席です。
百人は、ゆうに超えています。
環境林センターのメンバーにまじって、
私たちも、テーブルの1つに、落ち着きました。
じつは、ふしぎに思っていたことがあります。
今朝、環境林センターにいくと、
きょう、車列をつくってきた車数台が、
中庭に、停まっていました。
新郎新婦の乗る車には、花束が飾ってありますし、
その他の車には、赤い風船が、つけてありました。
センターの職員たちは、式に参列する人も、
そうでない人も、朝からソワソワしています。
いくら、ここの職員とはいっても、結婚式は、家庭のことのはず。
ここまで、でしゃばって、いいのでしょうか?
理由が、わかりました。
花嫁は、センターのある、平旺村の、娘なのだそう。
臨時工として、センターで働いている女性が、
仲をとりもちました。
その彼女は、私たちの部屋の、オンドルに上がって、
どっしりと、座っています。
なるほどね。
正午を、すこし、すぎたころ、
はじまるぞ、と知らせがきました。
私はカメラをもって、玄関前に飛び出しました。
ビデオカメラをもった、立花先生がつづきます。
何発か、花火が、打ち上げられました。
お祝い事には、花火と爆竹が、欠かせません。
ベールをはずした花嫁が、
参列客のなかにもぐって、なにかをさがしています。
1人の年配の男を、ひっぱってきました。
玄関先におかれた、椅子に腰かけさせます。
また、さがしにいきました。
こんどは、やせたおばさんを、ひっぱってきました。
先ほどの男の、膝のうえに、座らせます。
花婿の、両親です。
ちゃんと顔がわかるかどうか、テストなんでしょうね。
新しい両親の手を握って、花嫁がなにか話します。
もともとは、厳粛な、儀式だったのかもしれません。
ところが、いまはもうメチャクチャ。
周囲の、若い男どもが、クラッカーを鳴らして、
花嫁と、両親の頭に、紙吹雪をかけます。
私は、はじめてみるんですけど、
スプレー缶の、ボタンを押すと、
ノズルから、さまざまな色の、泡が吹き出し、
瞬時に、ヒモのようになります。
紙テープの進化したもの、なんでしょうね。
それをわざと、花嫁の顔をねらって、ふきつけたものだから、
目にあたって、しばらく彼女は、手で目を押さえてましたよ。
ここからが、クライマックスなんですけど、
それは次回に。
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学習会 「土・水・木から見た中国の環境問題」
報告 高見邦雄(緑の地球ネットワーク事務局長)
10月7日(金)18:30-20:30
大阪市立総合生涯学習センター第2研修室
参加費 700円
主催 緑の地球ネットワーク
★税制上の優遇措置をうける認定NPO法人です★
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認定特定非営利活動法人 緑の地球ネットワーク(GEN)
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