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SDCC>声明「辺野古崎沿岸の建設案反対!」
情報提供者 : ジュゴン保護キャンペーンセンター 提供日付  : 2005/10/28 15:10 登録経由地 : prweb情報受付 02 #00426 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。

 10月26日に日米政府交渉が妥結した。あくまで、「沖縄に、辺野古に」
と「実現性から考えた」という日本政府。私たちは「基地ではなく、ジュゴン
保護区を」求めてこれからも闘います。以下、抗議声明です。

=====

声明「辺野古崎沿岸の建設案反対!辺野古にジュゴン保護区を」

05年10月27日 ジュゴン保護キャンペーンセンター

「建設位置決定の前に環境アセスメントを」

 日米両政府は普天間基地の移設先を、沖縄県名護市東海岸キャンプシュワブ
がある辺野古崎とその沿岸(大浦湾から辺野古に一部突き出す)とし、180
0メートルの滑走路と駐機場を建設することで合意しました(10月26日)。
目と鼻の先の辺野古沖建設案が破綻したことに反省せず、「(沿岸案は)実現
性があり、環境に配慮した案だ」(小泉首相)と居直っています。「辺野古沖
建設がだめなら、辺野古崎沿岸案で」などと「まず建設ありき」の姿勢を厳し
く批判しなければなりません。政府が反省すべきことは、「建設位置を決定す
る前に、科学的に環境アセスメントをする」ことです。現行案であった辺野古
沖にジュゴンの餌場、海草藻場があることは事前に環境アセスメントをすれば
明らかなことです。地元の頭越しに沿岸案を決定した日米両政府は、昨年11
月国際自然保護連合(IUCN)第3回世界自然保護会議で「沖縄ジュゴン保護の
行動計画策定」と「国際水準の環境アセスメントの実施」が勧告されているこ
とを思い起こすべきです。

「沿岸建設案も環境影響が大きい」

 辺野古崎沿岸(大浦湾と一部辺野古沖)を埋め立てて、基地を建設すること
は海の生態系を大きく変えます。目と鼻の先にあるジュゴンの餌場である海草
藻場やサンゴなどに大きな影響を与えることは間違いありません。海草藻場は
清らかで静かな海でしか生長しません。ジュゴンが沖縄本島北部東海岸に生息
しているのは海草藻場があるからです。沿岸を埋め立てて建設することは、海
の潮流を変えたり、赤土やヘドロを清らかな海に流し込み、海草藻場やサンゴ、
そしてジュゴンを絶滅に追いやることになります。また、大浦湾沿岸には貴重
な「歩くサンゴ」(スイショウガイに共生するキクメイシモドキ)やユビエダ
ハマサンゴの群生などが確認されています。普天間飛行場第3回代替施設協議
会で配布された防衛庁の資料「地形、生物分布などの状況について」(200
0年10月31日配布)では、「大浦湾沿岸ではサンゴは確認されず」として
います。防衛庁がろくに調査をしていないことは辺野古沖の海草調査で明らか
ですが、「(大浦湾沿岸に)サンゴは確認されず」を「(大浦湾に)サンゴは
いない」として報告しています。これが事実ではないことは、「危機迫る沖縄・
辺野古の大浦湾にサンゴの群落」(写真・文 新藤健一 週刊金曜日2004.3.5)
の写真や「歩くサンゴ」の発見などで明らかです。

 辺野古にジュゴン保護区を

 日米両政府は2004年IUCN第3回世界自然保護会議の勧告「沖縄ジュゴン保護
区の設置」を履行すべきです。環境省はジュゴン保護の取り組みに立ち上がる
べきです。環境省は2001年から2003年にかけて「ジュゴンと海草の広域的調査」
を行い、2004年12月に概要を発表しましたが、その後、「鳴かず飛ばず」です。
私たちは2005年通常国会にIUCN勧告の履行を求めて国会請願をしました。衆議
院参議院35人の紹介議員の協力で、約4万 3千人の署名を提出しました。その
後、衆参両院の環境委員会に付託されましたが、国会解散で審議未了となり
ました。ふたたび、来年1月に開会する通常国会に第2次国会請願を行います。
第2次請願署名を成功させましょう。また、今回の沿岸案を一方的に決めた防
衛施設庁や外務省に「辺野古崎沿岸埋め立てによる基地建設は海草藻場やサ
ンゴ、ジュゴンを絶滅に追いやる」との抗議のメールやファッスを送りましょ
う。



  

[article_prweb]sdcc.htm