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情報提供者 : グリーンピース・ジャパン
提供日付 : 2005/11/18 23:54
登録経由地 : prweb情報受付 02 #00504
注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した
情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向
けにのみ提供された情報が含まれています。
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場合があります。
グリーンピース・プレスリリース
2005年11月18日
世界に海洋保護区のネットワークを!
〜 グリーンピース、大航海開始 〜
【ケープタウン、南アフリカ】 地球温暖化、海洋汚染、過剰漁業など、環境破
壊が急速に進行している世界の海の現状を明らかにしようと、国際環境保護団体
グリーンピースは「Defending Our Ocean(「私たちの海を守ろう!」) 」と名
づけた14カ月にわたる大航海を開始する。海に依存している魚類、鳥類、海棲生
哺乳類などの多くが絶滅の危機に瀕している(注1) 世界の海の現状に対し、こ
の航海でグリーンピースは海洋保護区の世界的なネットワーク(注2)作りの呼
びかけを開始する。
今回の航海は、グリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号(オランダ船籍
2076トン)とアークティック・サンライズ号(オランダ船籍 949トン)の2
隻で開始される。今週末に南アフリカ・ケープタウンを出航。最初の目的地は、
クジラ保護区に指定されている南極海。保護区の指定にも関わらず未だに続行さ
れている捕鯨に抗議する予定。
国際捕鯨委員会(IWC)は全世界での商業捕鯨の一時中止勧告を出しているが、
日本の水産庁は今年、南極クジラ保護区で、従来のミンククジラの捕獲数の2倍
にあたる850頭(±10%)にすると発表。絶滅危惧種に指定されているナガスクジ
ラも10頭捕獲するとしている。さらに再来年からは、同じく絶滅危惧種に指定さ
れているザトウクジラ50頭が対象になる他、ナガスクジラの捕獲数も50頭と大き
く増やされる予定。現在、日本政府によるこの「調査」捕鯨が、南極クジラ保護
区で行われている唯一の捕鯨。(注3)
「商業捕鯨の禁止が合意されているにもかかわらず、いまだに国際社会はそれを
止めることが出来ていない。ノルウェー、イギリス、オーストラリア、日本など
は巨大な捕鯨船団を組織し、捕りやすいクジラから、次々に種を絶滅の危機に追
い込んで来た」と、グリーンピース・インターナショナル海洋生態系問題担当の
シェーン・ラッテンブリーは語り、「絶滅に瀕している大型クジラの運命を他の
海の生物に繰り返させてはならない」と続けた。
海は地球の70%を覆い、地球上の生物の80%が棲む。海は私たちに酸素を供給し
てくれる。しかしながら、海では汚染が進み、温暖化の影響で水温が上昇するな
ど様々な環境破壊が進んでいる。今回のグリーンピースの航海は海のおかれた現
状と向きあい、それを陸の人々に知らせていくことを目的としている。
「海の破壊は私たちの想像以上に進んでいる。海洋保護区のネットワークを構築
することこそがその衰退を止めることができ、子どもたちの世代に健康な海を受
け継がせることができる」と、グリーンピース・ジャパン海洋生態系問題担当の
高名瑞は語り、「日本人は昔から海と深く関わって生きてきた。海からの恩恵を
現在も多く受けている私達こそ海洋保護と海の持続可能な利用を率先して世界に
訴えていくべき」と、結んだ。
南極海の航海の後、エスペランサ号は世界の4〜5つの海域を14カ月に渡って
航海し、それぞれの海域のもつ過剰漁業、汚染、違法漁業などの問題や脅威を明
らかにしていく予定。 航海中、海洋保護区の地球規模ネットワークの地図の作
成や、その必要を訴えていく(注4)。
グリーンピースでは世界から100万人の「オーシャン・ディフェンダー」を集
めて海を守るための行動を呼びかける予定。エスペランサ号はグリーンピースの
最も新しいキャンペーン船で、今回の大航海に適した最新のテクノロジーを備え
ている。船が世界のサポーターと交流できるブロードバンドのインターネット、
水中カメラ、遠隔操作可能なカメラ、ウェブカムなどもその中に含まれている。
乗組員は船から、ブログ、ポッドキャスト、ブイログ(ビデオのブログ)などが
できる。
(1) Pew Institute for Ocean Science
(2) グリーンピースは世界の海の40%を海洋保護区に指定することを呼びか
ける。世界海洋保護区ネットワークは年間120億ドル(約一兆3千万円)が掛かる
見込み。アメリカとヨーロッパで一本の香水に年間同額が費やされている。
(3) 1986年の国際捕鯨委員会による商業捕鯨のモラトリアムは「調査」捕鯨を
認めている。国際捕鯨委員会は1994年南極海をクジラ保護区に指定している。
(4) 航海予定海域は別添地図参照
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/images/mvesmap.gif
お問い合わせ:
高名瑞、グリーンピース・ジャパン海洋生態系問題担当(在東京)
03-5338-9800
城川桂子、グリーンピース・ジャパン広報担当(在東京)
03-5338-9810
マイク・タウンズリー、グリーンピース・インターナショナル(在ケープタウン)
シェーン・ラッテンブリー、グリーンピース・インターナショナル海洋生態系問
題担当(在ケープタウン)
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