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GPJ>森林 違法伐採原木を香川県詫間港で発見
情報提供者 : グリーンピース・ジャパン 提供日付  : 2005/12/08 23:48 登録経由地 : prweb情報受付 02 #00562 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。

グリーンピース・プレスリリース
2005年12月8日

パプアニューギニアで違法伐採された原木が香川県詫間港で発見
 〜  来日中の現地住民がグリーンピースとともに確認

パプアニューギニアの原生林から違法に伐採された木材の日本への輸入状況を
調査中の国際環境保護団体グリーンピース・ジャパンは、本日、香川県詫間町
の詫間港に荷下しされ保管されている輸入木材の中から、パプアニューギニア
の原生林を違法伐採した原木数十本を確認し、林野庁と坂出税関支署詫間出張
所に通報した。これらの木材は、詫間港をはじめとして、恒常的に日本に輸入
されているとみられている。

詫間港の貯木場に保管されている原木の中に、パプアニューギニアの原生林か
ら違法で破壊的に伐採された原木を発見したのは、グリーンピース・ジャパン
の招待で来日し調査に同行しているパプアニューギニアとインドネシアの住民
など3人。彼らはパプアニューギニアで違法行為が行われている地域の状況に
詳しい。これら数十本以上の原木は、詫間港の貯木場から国内各地へと流通す
るもので、これらが違法伐採されたものであるかどうかを調べるシステムは世
界の主要な木材消費国である日本には確立していない。グリーンピースは、
「原産地およびその森林管理状況を確認すること」を求める文書を原木に貼っ
て、取締りの必要を訴えた。

「土地所有者の意思に反して伐採が行われている地域からの木材が日本の港に
来ている。日本の人たちがこうした木材を購入し続けるとパプアニューギニア
での違法伐採は止まらない」と、パプアニューギニアから来日しているブライ
アン・バーリンは語った。「輸入する前にどの地域でどのように伐採されたも
のであるかを知って欲しい」と、続けた。

パプアニューギニアには厳しい林業規定が定められており、伐採事業者に持続
可能な森林経営や地元の土地所有者の「インフォームド・コンセント(充分な
情報に基づく合意)」を得て行うことが義務付けられている(注1)。しかし、
多くの伐採事業はこれらに違反して行われており、特に、同国の木材輸出事業
50%以上を占めるマレーシア系伐採企業リンブナンヒジャウ社は、ウェスタン
州ワオイ・グアビなどで現地の森林法を犯す違法伐採を行っているだけでなく、
「インフォームド・コンセント」を軽視するばかりか、伐採反対の声をあげる
住民への人権侵害に関わっている(注1)ことが報告されている。また、バニ
モ地域で伐採するマレーシア系伐採企業WTK社は、パプアニューギニアの森林
法に準じておらず、大規模な森林と川を破壊していることが報告されている。

「この詫間港のケースは氷山の一角。日本が輸入している木材は、世界各地の
原生林破壊に関わっている。日本政府は、違法伐採を阻止するために輸入現場
で違法伐採された木材の輸入規制を実施する必要がある。」と、グリーンピー
ス・ジャパンの森林問題担当尾崎由嘉は語った。

日本政府は2000年のG8サミットで、こうした海外で横行している違法伐採の問
題の解決に取り組むとしたが、その木材輸入、取引において何の対策も取られ
ていないのが実情。日本に輸入される南洋材の90%以上は、日本で合板生産の
ために消費されている。これらの木材は、主に津田産業株式会社、日本製紙木
材株式会社などによって取引され、国内に販売されていることが、グリーンピー
スの調べで明らかになっている。

グリーンピースは、日本を始めとする木材消費国政府に対し、違法伐採された
木材・木製品の輸入を取り締まる規制を導入し、環境的にも社会的にも責任あ
る森林経営を支援するよう求めてきている(注2)。 先月フィリピンで開催さ
れた「森林法の施行に関する東アジア会議」のワークショップには、17カ国以
上の政府関係者が参加し、違法伐採に関連する取引や汚職を一掃するために、
木材輸入国の税関関係者が担うべき役割などが話し合われた(注3)。

グリーンピースと調査に同行した住民は12月12日、環境省と林野庁を訪れて輸
入木材の規制の導入を要請する予定である。

1. グリーンピース調査レポート「森林破壊の連鎖 パプアニューギニアの原
   生林破壊に関わる日本市場」参照
2. グリーピースの提言(英文): “Priorities for the East Asia Forest
    Law Enforcement and Governance Process” 
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/forests/documents/doc051130.pdf
3. 「税関および森林法の施行に関するワークショップ( The Customs and
    Law Enforcement Workshop )」は、2005年11月28日から30日にフィリピン、
    セブ市にて開催され、税関と森林法に関する専門担当者とNGOなどが参加
    した。
    詳細は以下のURL をご覧ください。
http://www.greenpeace.or.jp/press/2005/20051130_html

参考URL :http://www.greenpeace.or.jp/campaign/forests/

お問い合わせ:特定非営利活動法人グリーンピース・ジャパン 

東京都新宿区西新宿8-13-11NFビル2F 電話 03-5338-9800 FAX 03-5338-9817  
森林問題担当 尾崎由嘉
広報担当   城川桂子


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以前のメールはhttp://www.greenpeace.or.jp/press/
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