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GPJ>気候 ブッシュ政権の妨害失敗、京都議定書確実に前進
情報提供者 : グリーンピース・ジャパン 提供日付  : 2005/12/11 22:53 登録経由地 : prweb情報受付 02 #00574 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。

グリーンピース・ジャパン プレスリリース
2005年12月10日

ブッシュ政権の妨害戦術失敗で、京都議定書、確実に前進
〜 京都議定書第一回締結国会議閉幕 〜
 
【カナダ・モントリオール】 2013年以降の実効性ある温暖化防止国際制度の達
成に向けた歴史的な合意を成立させ、カナダ・モントリオールで開かれていた京
都議定書第一回締結国会議は本日閉幕した。この成果に関し、国際環境保護団体
グリーンピースは京都議定書の締約国に賛辞を送った。

今回の主な合意事項は以下の通り。
京都議定書の第二約束期間(2013年-2017年)における温暖化ガス排出削減目標
の新しいラウンドに関する緊急交渉の開始と、この交渉を「できる限り早く」完
了させるための特別会合の設置が合意された。
これは、炭素市場の継続を確保し、新規のより高い削減目標が達成されるための
政策措置を策定するために必要不可欠な要素である。

京都議定書では、議定書のレビューと改善を来年の会議で行うことになっている
が、このための準備を即座に開始する。

開発途上国の地球温暖化対応策への支援の適応分野に関する5カ年行動計画が合
意された。 
これは、地球温暖化が世界の貧困層にすでに影響を与えており、今後数10年でさ
らに悪化するという事態に対処するための行動計画である。同計画の実行は、先
進国の道徳的、政治的、かつ法的な責任である。

京都議定書実施に関する運用細則であるマラケシュ合意が議定書会合で正式に採
択された。
これは、京都議定書実施の準備が完全に整った事を意味する。

予想されたことではあるが、ブッシュ政権は交渉の途中で退室するなど、会議の
プロセスを失敗させようとした。しかし、米国以外の国々は、米国からの妨害を
無視して会議を前進させた。今回、ブッシュ政権は会議の席に戻り国際社会と合
意せざるを得なくなったのである。米国のNGO・市民団体が圧倒的な数をもって
会議に参加したことがこうした結果を導いたことは言うまでもない。

米国は、任意ベースの効果のない「パートナーシップ」などを餌に、国連の温暖
化防止枠組みから各国を離脱させるための試みを続けてきた。しかし本日、各国
政府は、京都議定書の第二約束期間に関する実質的な協議を来年5月から開始す
る事に合意した。これは、より前向きな目標に向けて私たちが進んでいくという
まぎれもないシグナルである。

「京都議定書は、今回の会議をもって大幅に強化された。この歴史的な京都議定
書締約国第1回会議は、温暖化防止に取り組むことの緊急性をしっかりと認識し
た。ここで達成された合意は、長期的な取り組みに向けた道を切り開いていくこ
とになるだろう」と、グリーンピース・インターナショナルの政策顧問であるビ
ル・ヘアーは述べている。

「交渉開始当初は、日本政府の対処方針に大きな懸念を感じたが、今回の会議の
大切な目的であった将来の取り組みに向けて、日本政府が相応の貢献をしたこと
は評価に値する」と、グリーンピース・ジャパンの気候変動問題担当 中島正明
は述べ、「この前向きな姿勢をもって、京都議定書を確実に実施し、将来に向け
て議定書の強化に貢献できるかどうか、日本政府の姿勢が問われている」と締め
くくった。

参考ウェブサイト:
 グリーンピースボランティアグループ「ソーラー・ジェネレーション」サイト
 http://www.greenpeace.or.jp/campaign/climate/sgy/blog/index_html
 グリーンピース・インターナショナルのCOP11/MOP1特設ウェブサイト
 http://www.greenpeace.ca/climate2005

お問い合わせ 
特定非営利活動法人 グリーンピース・ジャパン
東京都新宿区西新宿8?13?11NFビル2F 
電話 03-5338-9800  FAX 03-5338-9817
気候変動問題担当 中島正明 
広報担当     城川桂子 



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