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野鳥の会>「シマフクロウ」の生息地7.9haを購入
情報提供者 : 日本野鳥の会 提供日付  : 2006/02/02 23:24 登録経由地 : prweb情報受付 02 #00710 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。

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         「シマフクロウ」の生息地7.9haを購入

   これまでに設置した野鳥保護区は合計16ヶ所約1,535.3ヘクタール
        シマフクロウのための保護区は2ヶ所目に

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 2006年1月13日、(財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:柳生博 会員
数4万8千人)は、当会名誉顧問の持田勝郎氏(もちだかつろう・東京都杉並
区)からの寄付金をもとに、当会としては、2ヶ所目となるシマフクロウの生
息する北海道根室市の山林を購入しました。現地は寄付者のお名前を冠した
「持田野鳥保護区シマフクロウ根室第2(仮称)」とし恒久的に保全します。
今回の保護区を含め、当会が野鳥保護のために設置した保護区は合計16ヶ所、
面積は約1,535.3haになりました。今後も継続して、シマフクロウの生息地を
購入し、野鳥保護区を拡大していきます。

■購入した土地について
 今回購入した土地は、根室市内の山林、面積7.9ha(78,882m^2)で、2004年
に購入した「持田野鳥保護区シマフクロウ根室第1」に近接しています。両保
護区はシマフクロウの生息地の一部であり、昨年も繁殖が確認され、2羽の幼
鳥が無事成長しています(2005年12月現在)。
なお、シマフクロウ保護区の位置や地名は、シマフクロウの生息に影響が出る
ことを防ぐため、公表していません。

■寄付者のプロフィール
 持田勝郎(もちだかつろう)氏は、当会名誉顧問で、1987年に根室市内のタ
ンチョウの営巣地、2004年にシマフクロウの生息地を購入した際にもご寄付を
いただいています。

■日本野鳥の会保護区事業
 野鳥の生息地の保全を目的として、当会では、1986年から「野鳥保護区」を
拡大しています。これまでに北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に16ヶ所、
約1,535.3haを買い取り等により確保しました。この面積は、東京ディズニー
ランドが33個入る大きさで、国内の自然保護団体が設置した保護区としては最
大の面積です。
 シマフクロウ保護区の設置は、タンチョウが営巣する湿原の買い取りによる
保全と並行して進めており、今回で2カ所目となります。タンチョウを守るに
は湿原の保全が重要です。そして、シマフクロウを守るためには、森と川が必
要です。シマフクロウやタンチョウを守ることは、湿原や湿原に流れ込む川や
川を潤す森の保全にもつながります。
 買い取り後は、当会職員が、調査や管理、巡回監視に当たっていきます。
 なお、土地の買い取りについては会員の方をはじめとする方々からの寄付を
財源としています。

■シマフクロウについて
 シマフクロウは極東アジアに狭い分布域を持ち、我が国では、北海道のみに
生息します。全長70cm、翼を広げると約180cm、世界最大級のフクロウで、魚
食性。採食は河川および湖沼で行い、広葉樹の大木の樹洞に営巣します。20世
紀初頭までは、北海道全域に分布していましたが、森林伐採による営巣木の減
少や河川改修でエサとなる魚類の減少したことなどにより、現在では北海道東
部を中心に約30つがい、100羽〜130羽が生息しているに過ぎません。その約半
数が知床に生息し、残りが根室地域、十勝地域に生息しています。
 知床地域では、自然状態での生息が維持されており、非常に高密度で繁殖し
ていますが、その生息密度は限界を超えていると考えられています。根室地域
と十勝地域では、巣箱の設置やエサとなる魚の補給など人による手助けによっ
て生息が維持されている状態です。釣り人や心無い撮影者などにより、採食や
営巣が妨害されている生息地もあります。
 また、生息地が大きく上記の3地域に分断・孤立化していることにより、繁
殖地から巣立った若い個体がうまく分散することができず、交通事故に遭って
死んだり、近親交配が起こってしまうといった状態にあります。

 ★野鳥保護区の詳細は、こちらの当会ホームページからどうぞ!
  http://www.wbsj.org/sanctuary/hogoku.html



  

[article_prweb]wbsj.htm