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たんぽぽ>いろりばた会議記録「原発の耐震偽造はないのか?」
情報提供者 : NO NUKES PLAZA たんぽぽ舎 提供日付  : 2006/02/07 23:58 登録経由地 : prweb情報受付 02 #00727 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。

たんぽぽ舎です。【TMM:No299】

2006年1月19日(木)に開催された第105回いろりばた会議(学習会)の
内容です。〈文責:いろりばた会議事務局〉

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地震列島日本の原発を問う
【マンション・ホテルの耐震偽造が全国各地で多発。
では原発の耐震偽造はないのか?原発は大丈夫か?】
山崎 久隆さん(たんぽぽ舎、劣化ウラン研究会)
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●地震国日本
 世界の原発の多くは地震が少ない場所に建てられている。世界地図に地震が起
こった地点を点で打っていくと、その点で真っ黒に潰れてしまうのが地震国日本
だ。日本では全ての原発が震度3以上を経験している。

●地震時には想定外のことが起こる
 地震が発生したときには原発の中で色々想定外のことが起こる。
 1987年に福島第一原発、1993年に女川原発で震度4程度の地震で原子
炉が出力急上昇し停止した。しかし、この当時は出力上昇の原因が不明だった。
後に分かった原因は、燃料棒が震動した結果、燃料棒間の減速材(水)の量が変わ
ったために起こるということだった。これは地震が発生したときに原発の中で色
々s想定外のことが起きる例の一つに過ぎない。

●原発の違法建築
 違法建築は原発でもある。今稼動している原発は、数十年にわたっての定検手
抜き・ずさん工事等で傷だらけだ。田中三彦氏が告発した日立の原子炉の圧力容
器データ偽造や配管の溶接部分の焼鈍データ偽造も問題になりはしたが、国が机
上の議論で安全と認めてそのまま動いている。

●耐震設計が間違っている
 そもそも原発の耐震設計の考え方そのものが間違っていた。
 スラブ内地震を想定していない、活断層がなくても大地震が起こることを想定
していない、活断層は5万年以内に動いたものしか考慮しなくてよいとしている
(島根県西部地震・中越地震はそうではなかった)、など。また、地震の揺れの
想定計算も縦揺れを軽視したものとなっているが、震源に近いほど縦揺れは大き
くなる。

●女川原発が地震で停止
 昨年の宮城県地震で、女川原発は原発としては初めて地震動のセンサーによっ
て停止した。当初この地震は、発生が恐れられていた「宮城県沖地震」かと思わ
れたが、実際にはそれよりも小さいものだった。つまり、今後さらに大きい本番
の「宮城県沖地震」が来るとということになる。原発では耐震設計に用いる地震
動として、過去に起きた地震から計算された「設計用最強地震(S1)」と、およそ
起こりそうにないとする「設計用限界地震(S2)」の2つが定められているが、今
回の地震の地震動は、限界地震(S2)を超えてしまった。このまま本番の宮城県沖
地震が来れば、女川原発は壊れるだろう。
 それにも関わらず、特に補強対策もないまま、阪神淡路大震災から11年目に
あたる先日1月17日に女川原発は運転再開してしまった。
 実は原発の耐震設計では「壊れてはいけない」と言ってはいない。地震の際に
施設が壊れても、最後に放射能放出がなければよいことになっている。しかし、
地震時には何が起きるのか分からないのが原発だ。指の太さの配管が折れてもメ
ルトダウンする可能性があるし、震動で燃料棒が落ちたらどうなるか分からない。
 大地震が来る前に原発を停止させなければならない。

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【地震の時、原発は大丈夫か? 原発の耐震偽造の数々】(記事を元に解説)
 柳田 真さん(たんぽぽ舎)
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 原発の耐震設計審査指針は1978年にでき1981年に少し直された。その
後、28年間変わっていない。また、54基ある原発のうち、34基は1978
年以前に建てられており、この基準を守って建てられたものではない。残りの2
0基は1978年以降の建設であり、この基準を守って建てられている。しかし、
その基準自体が現在では不適当なものとなっている。
 
 2005年8月の宮城県地震では、女川原発は想定を上回る震動に襲われた。
耐震設計審査指針では、マグニチュード6.5の直下型地震までしか想定してい
ないが、これでは現実に見合っていない。
 原発の耐震偽造・改ざんは数々ある。川内2号機は、地盤調査のボーリングコ
アを差し替えた疑惑がある。川内原発では原発の地下に8500トンもの不要な
鉄筋を廃棄・埋設したと内部告発された。また、活断層を死断層と見なされてい
る例も多い。


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次回のいろりばた会議は2月16日(木)です。ご参加ください。
  時間:午後18:30〜21:00
  会場:たんぽぽ舎

《テーマ》
 1.知られていない電磁波のこわさ
    大久保 貞利さん(電磁波問題市民研究会事務局)
 2.教科書が伝える原子力−『原子力と人間』を執筆して
    小林 公吉さん(菁柿堂から『原子力と人間』出版)
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問題への見解などを敏速に多くの人たちへお知らせしたいと考え
ています。
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