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たんぽぽ>いろりばた会議のお知らせ(16日)
情報提供者 : NO NUKES PLAZA たんぽぽ舎 提供日付  : 2006/03/13 23:46 登録経由地 : prweb情報受付 02 #00833 注意:自然環境フォーラム及びネイチャー&バードフォーラム経由で掲載した    情報には、一部に当該団体の公式なリリースではなく、ネットワーク向    けにのみ提供された情報が含まれています。    また、掲載形式は、原則として上記フォーラムに掲載されたテキストそ    のもので、前後にフォーラム会員宛の説明や挨拶が付け加えられている    場合があります。

たんぽぽ舎です。【TMM:No310】

今週16日(木)のいろりばた会議(環境と原発の学習会)のご案内です。

今回は、現在差し迫っている原発3つの焦点を取り上げます。
「プルサーマルと再処理工場」を星川 淳さんに、
「破壊された制御棒」問題を山崎 久隆さんに、
提起していただきます。

ぜひご参加ください。
また、制御棒の問題に関する山崎さんの文章を掲載します。


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 《環境と原発問題の学習会『第107回いろりばた会議』のご案内》
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 日 時:2006年3月16日(木)18:30〜21:00
 会 場:たんぽぽ舎(JR水道橋 or 地下鉄神保町 下車)
      東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 資料代:800円 ※終了後にお茶会あり:300円

 テーマ:1.「プルサーマルと再処理工場」
       −その問題点、運動(阻止するために)−
     星川 淳さん(作家・翻訳家/グリーンピース・ジャパン事務局長)

 テーマ:2.「破壊された制御棒 世界でも例を見ない重大な事故」
    山崎久隆さん(たんぽぽ舎、劣化ウラン研究会)

     参加者よりの発表、資料の持ち寄り、参加歓迎です
 
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★以下「よせあつめ新聞」(読合せ会員限定配付資料)より転載(2006年3月)
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《破壊された制御棒 世界でも例を見ない重大な事故》
               解説 たんぽぽ舎 山崎 久隆
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●BWRの制御棒が次々に破損している

 発端は、東電福島第一原発6号機。1月16日に定期点検中の東京電力福島第
一原発6号機のハフニウム板型制御棒9体において欠損やひび割れが発見された
と発表した。
 それを受けて原子力安全・保安院は同19日、BWRを所有する事業者に対し
ハフニウム型制御棒の緊急点検を指示した。こういえば動いているものを止めて
点検したと思いがちであるがそうではなく、稼働中の原発では、制御棒を駆動さ
せるだけでよいという内容だった。例えば東海地震の震源域にある中部電力浜岡
原発の場合は、定期点検などで停止中の1,2,5号機については目視で検査を
行うものの運転中の3号機、4号機については、1月19日に一部動作試験を行
ったうえで、24日までに全挿入、全引き抜き試験を行うのみで、外観検査は次
の定期検査までは行わないとした。
 言うまでもなく破損しているかどうかが「動き」だけでわかるという原子力当
局者の自己満足的な欺瞞性に怒りがわく。
 飛行中の航空機の油圧系統に亀裂があるかもしれないといって、飛びながらフ
ラップの駆動点検で事足れりという航空工学者はいない。破断してしまえばそれ
で墜落してしまうかもしれないのだから。
 しかし原発ではそういったことがまかり通る。今回制御棒に起きたことは、前
代未聞の大規模破壊と言って良いものだ。
 一つや二つの破損はこれまでも経験がある。しかし今回は同様のタイプのもの
が数多く破損した。それだけではなく、破片が生じ、燃料集合体の林立する炉心
底部に落下している。つまりルーズパーツと呼ばれる破片が炉内に落下したので
ある。

●公表を避けて

 東電事故隠しの余韻がまだ冷めやならないはずの今も、これほど危険な事故が
また隠されている。亀裂の発生と進展、そして破片の落下はいつ起きたのだろう
か。
 発表の内容は不自然な点がいくつもある。
 昨年12月21日に福島第一原発6号機が定期検査入りした。翌年1月9日、
制御棒の動作確認試験を開始していたが、1月10日に東電本社ではなく第一原
発でプレス発表を行い、そこで始めて「6号機制御棒におけるひびらしきものの
発見について(リンク)」という文書を公表する。動作確認試験準備中に制御棒
表面にひびらしきもの発見したというのだ。ではどうやってそのヒビを見つけた
のかと言えば「全挿入試験中、1本の制御棒の動作が鈍かったため」という。通
常ならば3秒程度のところ、倍まではいかないものの時間がかかったというのだ。
 しかしひび割れだけで動作が悪くなるはずがない。このときに既に破損が進行
中だったことは確かだ。
 そうなれば、定検に入ってから発表に至るまでに何があったのかを詳細に調べ
る必要がある。
 このプレス発表文もおよそ信じがたい内容である。概要は「ひびは十文字型断
面(A〜H)8面のすべてにわたって発生していることを確認。合計23箇所4
1本。最大長さ約15cm。さらに1箇所破損を確認。(ほぼ10cm四方でめ
くれ)破損は定検中の動作確認試験で発生したものと推定」破壊されていると言
って良いだろう。これほどの破損が「ひびらしきもの」と表現されるのであるか
ら恐れ入る。
 果たして定期検査中の機能試験で起きた破損なのかどうか、少なくても運転中
にひび割れが進展していたことを否定することは出来ない。(破損が脱落を意味
する「欠損」となるのはさらに時間を経た18日の発表においてである)
 隠し事はまだある。
 2005年7月20日にも制御棒の破損は柏崎刈羽原発5号機で見つかってい
た。しかしこれについては詳細調査をしたという報告がない。事故隠しは95年
からあったという報告もある。
 制御棒の亀裂という車で言えばブレーキの破損に等しい重大事が、これだけ起
きていても何の危機感もないのである。

●中部電力浜岡でも

 中部電力浜岡原発では、福島第一原発6号機の事故を受けて、停止していた1
,2,5号機は調べたが、3,4号機は調べていない。その数は、3号機で9本
(同型制御棒13本中)、4号機で21本(同25本)もあるのだ。
 動作試験をしたというが、それが健全性の確認になどならないことは、東電の
事例で明らかである。福島第一原発6号機は欠損が生じて動きが阻害された1本
以外は動作に問題がなかったとされているが、大量に亀裂があった。それが脱落
するかどうかは、亀裂の進展度合いと亀裂の重なり具合という人知の及ばない不
確実な組み合わせにより決まってしまう。つまり、福島第一原発6号機の欠損を
起こし脱落した制御棒は、いくら動作試験を繰り返してもあらかじめそうなると
予見できる余地など無いのである。逆に言うならば浜岡3,4号機でいくら動作
試験を繰り返しても脱落が起きて制御棒が止まってしまうまで破損の程度はわか
らないのである。
 実際に、浜岡原発に保管されていた3号機の使用済み制御棒からは、すでに1
7本中13本にひびが見つかっている。つまり、破損しているかもしれないでは
なく、破損していて当たり前なのである。
 BWR原発を持つ電力に検査を指示した保安院は、この浜岡原発3,4号機に
ついて、破損の可能性のある制御棒を全挿入状態にするよう指示した。つまり3
号機で9本(同型制御棒13本中)4号機で21本(同25本)である。破損し
ていても挿入されていれば、停止動作が生じないので支障はないという判断であ
る。しかしそのために原子炉出力が低下することになった。
 「ハフニウム板型制御棒に関する原子力安全・保安院の指示文書への対応につ
いて(リンク)」と題する中部電力の文書に依れば、この「低出力運転」とは「
この措置に伴い、当面、4号機で40万kW程度出力低下する。」とされている。
70万キロワット出力運転になるというわけである。このような低出力による
長時間運転は、導入初期の敦賀原発以外、過去に例がない。
 チェルノブイリ原発も低出力による長時間運転のあげくに暴走事故を起こした
ことは忘れてはなるまい。チェルノブイリ原発と同じストーリーにはならないに
しても、巨大な原発では何が起きるかわからないのである。

●構造的な問題

 制御棒の亀裂はなぜ起きたのか、過去の例で言えば、中性子照射励起型応力腐
食割れ・IASCCと呼ばれる現象が起きたと思われるが、制御棒の亀裂は過去
に何度も起きており、そのたびに対策を取ってきたはずである。今回も亀裂を生
じた制御棒は4.4sntvを超えたものだけとして、それ以下のものは当面大
丈夫と判断をしている。しかし97年に起きた同じ応力腐食割れでは、2snv
t
程度の制御棒でも亀裂があったのである。
 今回の制御棒ひび割れが4sntv以下で起きないという保証など無い。
 またも原発の綱渡り操業が繰り返されているのである。しかも東海地震の震源
域の真上でも。

【snvtとは中性子個数を表す単位。1snvtは1平方センチメートル当たり10の
21乗個の照射量】

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 たんぽぽ舎では、急ぎの催し物・学習会、重要な情報や大きな
問題への見解などを敏速に多くの人たちへお知らせしたいと考え
ています。
 環境問題と原子力の問題(究極の目標は核の廃止)を追求する
たんぽぽ舎の最新の活動案内・情報・見解等をお送り致しますの
で、ごらんいただくと幸いです。
 今回、初めてお送りする方や団体もありますが、この「お知ら
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います。次回からリストよりはずさせていただきます。

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